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2012年3月

2012年3月17日 (土)

家づくり講座第3回目

家づくり講座第3回目-これからの暮らし
・日時:3月24日(土)14:00~
・会場:山形大学農学部102教室
内からの家づくりによる成果~川田季彦
伝統建築文化が教えてくれるもの~剱持猛雄
これからの家づくり~菊間満

戦後から高度成長期へと、住宅の量的充足が必要な時代でした。
その役目を果たしてきたのがハウスメーカーで、その役割はすでに終わっています。
しかし、我が国の住宅政策は変わっていません。
だから、無理を承知で継続しているものだから、様々な矛盾が生じているのです。
日本の住宅の平均寿命は30年。世界から見てダントツに短いものです。
住宅を造っては壊し、どんどん産廃として捨てる。
それは世界から見ると異常な行動です。
だから、日本人は常に住宅ローンに追われています。
また、国の借金はますます膨らんでいきます。
さて、受講されたみなさんは住宅の本質を見抜く目を持たれたことと思います。
不都合な真実は教えないという国の体質が見えてきたでしょう。
国には頼れません。自らの力で健康と幸せを手にしましょう。
それが「呼吸する家」づくりの思想です。
3回目はまとめです。お楽しみに。

2012年3月 1日 (木)

顔の見える木材

I

呼吸する家は天然乾燥材を使用するために早めに木材を準備します。

寒い時期の木は含んでいる水分が少ないため、

伐採には適していて、そのことを「寒伐り」と言います。

1月に温海と立川で伐採した杉の木を丸太から製材しました。

四月頃まで自然乾燥させます。

写真は先日、建築主の方と製材所に見学に行ったときのものです。

何処で採れ、どんな表情をしている木か、見ることで、完成がさらに楽しみになります。