加湿器はいらない! 体験館の温湿度測定
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。
1月7日、深呼吸する家体験館に、冬、初めての宿泊。
14時11分。入館時の室温6.2℃、湿度61%。
ヒヤヒヤな感じはするが、思ったほど寒さを感じない。
木の香りと澄んだ空気が心地いい。
エアコン暖房スイッチON
買い物、読書、食事、入浴などで、のんびり時間を過ごす。
20時39分。室温21.9℃、湿度56%、ちょっと暑く感じる。
食事や入浴などで、室温が上昇したらしい。
21時32分。室温19.0℃に抑える。湿度60%。
このくらいの温湿度が、丁度いい快適さに感じる。
1月8日深夜1時ころ、エアコン暖房OFF
朝起床6時57分。室温16.1℃、湿度55%。
外気温1.9℃、湿度68%。
室温は、5時間で3℃しか下がっていない。
寒さを感じないから、起きるのが楽。
断熱性能の効果は、計算通り優れていることを確認。
湿度は、55から60%で安定している。
室温が上がってもあまり変化がない。心地いい。
常に安定した湿度は、透湿高気密高断熱工法の優れた長所である。
それに合わせて、漆喰や天然乾燥木材が調湿してくれるからだ。
天然素材による調湿効果は、気持ちいいし、健康的である。
さて、現在の一般的な密閉型の高気密高断熱工法は、暖房時の湿度が30%以下になる。
当然、各部屋毎に加湿器をかけないと乾燥しすぎて暮らせない。
シックハウス、アトピー、乾燥肌、ぜんそくなどは、過乾燥が原因である。
24時間換気で化学物質を排気しながら、水蒸気も排出するから、乾燥するのである。
相反することを平気で行う住宅は、理解できないなぁ。
電気代も機器代も無駄というより、常時換気という法律が悲しく見えてくる。
加湿器や24時間換気などの機械設備を使うのが、ばからしくなる。
それらに依存する前に、自然の力を生かさない手はないでしょう!
ぜひ、深呼吸する家体験館にお越しください。
必ず違いがわかります。断言します。
2018年も、建築を通して、皆様の健康な暮らしのお役に立つよう頑張ります。
皆様の健康とご多幸をお祈り申し上げます。
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