天然は最高に心地いい。深呼吸する家体験館の効果
昨日の続きです。天然は最高に心地いい。
我が家は古いけど、新建材で造られている。
体験館は、ほぼ100%天然素材で造っている。
二つの家を比べると、その違いは明らか。ショック!
新建材の住宅と天然素材の住宅の比較では、
九州大学の脳波と唾液の科学的実験が知られている。
天然素材の住宅の方が、疲労回復が早く、集中力が高まることが証明されている。
同じように感覚的な比較実験をまとめたものでは、
樫野紀元氏の著作「建築家のための住宅材料計画ノート」がある。
約100名の方が、新建材と天然素材の二つの住宅に宿泊しての比較実験している。
天然素材の住宅の方が、あたたかい、睡眠が深まる、目覚めが爽やかなど、
好印象で、明らかに高い評価を得ている。
ぜひ、この本は読んでいただきたい一冊である。
さて、同じ20℃でも、天然素材の家は暑く感じるのに、
新建材の家は寒く感じる。
床と天井の温度差が大きく、底冷えの影響が大きいからだと思う。
また、夏の室温28℃では、新建材の家ではエアコンが必要なのに、
天然素材の家は32℃くらいにならないとエアコンはいらない。
温湿度の感じ方には、個人差はあるが、
同じ温度でも、4℃くらい、体感温度の差が生じるのである。
天然素材が人を優しく守ってくれるのだろう。
さて、深呼吸する家体験館の長所を述べてきたが、短所も分かってきた。
特に北側には美しい景色を見るために、1.5間幅の掃き出し窓を設けている。
トリプルガラス入りサッシであるが、冷気を感じる。
上記のように、体験館は、試行錯誤のための様々な工夫や実験をしている。
さらに快適な住宅を提供するための改善点が見えてきた。
これからも、益々、健康にいい家を創っていきます。
残念だが、新建材の我が家の欠点が、ますます浮き彫りになってしまった。
早くまた体験館の気持ち良さを味わいたい。
コメント