「グローバル化の矛盾・環境破壊」
品確法、建築物省エネ法、ゼロ・エネルギー・ハウス…
それらは住宅や設備機器の製造と処分時の消費エネルギーをカウントしない。また、建材などを最終的に土に還すことも全く評価しない。
住宅政策は、江戸時代までに祖先が築き上げてきた「循環型文化」を否定してきたのである。
だから、省エネを叫んで規制しても、逆に環境破壊は進んでいるのではないだろうか?
住宅政策も業界も、循環という自然の法則を無視している限り、有効策は見つからない。
自然との乖離がアレルギーなどの様々な病気や矛盾を生む根本的原因である。
(拙著『Vol5 歴史が教えてくれた家』より引用)
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