10月12日(日)NPO伝統木構造の会のセミナーが三川町立東郷小学校で開催されました。
全国から集まった日本を代表する棟梁たち、さすが風格と迫力が違います。
現在のわが国も建築学会も日本の伝統的建築技術を否定する傾向にあります。それは大きな損失です。日本の優れた伝統技術を伝承していくことの重要性をきちんと指導してもらわなければなりません。
菅原英介氏と劒持棟梁、受賞おめでとうございました。そしてお疲れ様でした。
庄内森とみどりのフェスティバルの当会のポスターです。
当会の展示ブース名は「呼吸する家」です。地元のムク材で家をつくっている庄内の製材所・設計事務所・工務店・建材店などが出展しています。農林水産の大きなお祭りです。18日、19日は鶴岡・小真木原公園に遊びに来てください。
ポスターのタイトルと会の名前が同じだってか? 分かりやす!
http://www.kenchiku.gr.jp/shop.html
外壁に杉の板を貼ります。ここは酒田の中心付近、準防火地域です。
酒田は黒の板塀のある町。街並みを考えると黒っぽい方がいい。
でも、杉の白木の色も楽しみたい。どんな色にしようか?
建築主の方も悩んでいます。結果は、お楽しみに。
18日(土)、19日(日)は鶴岡市小真木原運動公園でウッドフェスティバルがあります。
「呼吸する家」がブース出店いたします。お楽しみに。
既存浴室に取り付けた縦型手摺。
高齢者の方が浴槽に入るとき、出るときは便利です。
私事ですが、浴槽の底の掃除をしようとして、足元が滑って浴槽の中へ転落なんてことも。誰も見てなかったからいいけど。
手摺があったら、掃除するときも便利、窓を開けるときも楽。
市や介護保険からの補助金などもありますので、ご活用ください。
1階床のセルローズファイバー断熱施工状況です。
2重に張った白い布の間にセルローズファイバーを高圧力で充填します。
一番薄い所でも10cm以上の厚みになるように吹き込みます。床下地である根太という木材の下まですっぽりと覆います。これが呼吸する家の優れた断熱性能の秘訣の一つです。石油化学系断熱材では床が蒸けるために真似ができません。
断熱は機械の性能と技術が勝負です。それから、あったかい家になれという思いやりを込めて隅々まで吹き込みます。
上棟しました。構造材は全てムク材。
しかも、集成材を使わなくても高性能な高気密高断熱なのです。
健康と快適を追求すればするほど、天然素材に行き着きます。
健康にいい家は環境にも財布にもやさしいもの。
構造体、見学できます。