« 2019年12月 | メイン | 2020年2月 »

2020年1月

2020年1月31日 (金)

アレルギーは病気ではない? その1

辛い花粉症の季節がやってきました。
アレルギーを治したいなら、お医者さんに行くか、薬で治療するのが一般的です。

たとえば、アレルギー性鼻炎は、薬で鼻水を抑えることができます。
即効性はあるのですが、鼻の粘膜が乾きすぎて気持ち悪くなる場合があります。

薬は対症療法のため、一次的に症状が抑えられても、副作用が生じるものです。
結局、花粉症は完治せず、毎年繰り返すことになります。

さて、アレルギーは本当は病気ではありません。
急に、変なことを言い出したと思いませんか?
もちろん、苦痛や痒みなどは症状と言えます。

実は、アレルギーは体内に侵入した異物を排出しようとする正常な働きです。
化学物質過敏症は体が異物に対して違和感を示す拒絶反応なのです。

Img_6565

2020年1月22日 (水)

自然と調和or自然に抵抗

カモは自然とともにいるから元気! 
人間はというと、半分以上がアレルギー!
健康な人の方が少ないという異常な現代。
「人は自然から遠ざかるほど、病気に近づく」 〜ヒポクラテス

アレルギーと住宅を考える会 http://www.kenchiku.gr.jp

Cd9fec25ff884729a7862edb5643fb7f

0830ad2276cd4b538b63033290049d73

雪がない

例年、雪で入れない畑。

今年は収穫できる。

自分で育てた野菜は、ヘタまでウマイ!

ここ庄内は自然災害の少ない地域だと思っていたが、

近年、天候が変わった!

Eb9b2c1e2aaa47efa06c35a135362177


自然が怒ってるのかな?

De576e77cdb84fd4b6b246cdb9dc2592

2020年1月21日 (火)

パン・カビ実験

左:パンのみ
中:ビニールクロス、石膏ボード、合板
右:スギ・青森ヒバ(天然乾燥)、モイス
中のパン、冬でも1週間でカビが発生!

新建材で造られた住宅の空気中には、たくさんのカビの胞子が浮遊しているからです。

カビの胞子はアレルギーの原因。

現在の住宅はアレルギーが増えるわけです。

もし、あなたがパンなら? 

天然素材の入ったビンでは、パンにカビは生えていません。

82999737_2655282651252351_816314151

2020年1月20日 (月)

さかふくタウンミーティング

毎年、繰り返す花粉症。なぜ、アレルギーはぶり返すのか?

1月17日「さかふくタウンミーティング」において、

アレルギーと住宅の関係についてお話をしました。

根本原因に気づかないと改善されません。

アレルギーと住宅の関係の追求を避けているようです。

アレルギーが増加しているというのに、政府もハウスメーカーもアレルギーのことは伝えません。

住宅が変わらなければ、アレルギーは減りません!

Dscn7312

Dscn7320

Dscn7329

日本人の腸はカビだらけ

1月17日「さかふくタウンミーテング」でご紹介した本です。

カビ実験報告から、日本の住宅はカビが生えやすいことが理解できたことでしょう。

カビの胞子が空中を舞い、それを呼吸や皮膚から体内に侵入することで、アレルギーを発症します。

健康な人の腸内にはたくさんお腸内細菌がいます。約1%程度のカビ菌もいるのですが、日本人の腸にはカビの割合が多いそうです。それがアレルギーや様々な病気の原因となっています。

アレルギー予防には住環境を整えることが大事です。51uhohruwul

2020年1月12日 (日)

アレルギーは病気ではない!

アレルギーは、体の中に侵入した異物(化学物質など)を外へ排出するための正常な働きである。

現在の、環境・食べ物・住宅の方が異常なのである。

アレルギーを薬や治療で改善したとしても、対症療法である。

だから、環境・食べ物・住宅を改善しない限り、完治したことにはならない。

75252779_2520090984771519_2941751_2

 

2020年1月 9日 (木)

追究2 健康は住宅で決まる

【追究2 健康は住宅で決まる】
住宅には2つの考え方があります。
①自然から隔離する住宅(科学技術優先)
②自然と共生する住宅(自然力優先)
あなたは、どちらを選択しますか?

81496099_2631994903581126_846229086

2020年1月 3日 (金)

「健康は住宅で決まる」講演会

「アレルギーと住宅を考える会」は、発足して2年を迎えようとしている。
当会の活動が住環境をより良い方向へ進めることに貢献していきたい。

現在の住宅が、アレルギー、シックハウス、化学物質過敏症などの現代病を引き起こしている。
アレルギー罹患率が5割という異常事態は、現在の住環境では、
私たちの心身が正常に機能しないということを現わしている。

たとえ、治療や食事で改善しても、住環境に病気を引き起こす因子が存在する限り、再発のリスクは大きい。
アレルギーなどの現代病は、私たちの体を傷つけ、苦痛や経済的損失を与える。
それは、自然が病気を通して、私たちに警告を発していると捉えることができる。

科学技術により自然を征服するという視点からの住宅が現代病を生み出していると考えられる。
現在の自然から隔離する住宅や自然から遠ざかる暮らしを見直す時を迎えている。
住宅は健康問題であると同時に、最も身近な環境問題でもあるという考え方が必要である。

今、住宅政策は経済成長を前提とした対症療法的な施策しか示さない。
それがもたらす副作用が現代病であり、環境破壊である。
政府や大企業には目の前の問題を制御することも、解決することも期待できそうにない。

今年も、アレルギーと住宅に関する問題提起していくことで、
これからの暮らしや住宅の在り方を探っていきたい。
2020年、希望へ向かう起点にしていこう。

20200117

明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします。

10年後、20年後、世の中はどうなっているのか、予測不能である。
「2020年、これからの10年が未来を決める分岐点になる」
(「未来への分岐点」2020年1月2日・NHKスペシャルより)
地球温暖化による気候変動が深刻なダメージを与えるという。

実際に、豪雨や台風などによる災害が頻繁に起こっている。
世界中が経済成長という宗教?に憑りつかれ、様々な問題を生み出しているのだろう。
持続可能性が危ういと指摘されても、政府は問題を解決するビジョンを示さないため、子供たちの不安は拡大している。

さて、近いうちに、AI(人工知能)が社会を大きく変えようとしている。
私たちは、巨大企業GAFAへ、大量の個人情報を自ら進んで提供している。

ゲノム解析は、人間をデザインするという神の領域へ踏み込むことを可能にした。
人間もすべてのモノがデータ化され蓄積されていく。

それらは何を意味し、私たちはどこへ行こうとしているのか?
グローバル化や資本主義による市場や社会の流れに身を任せていいのだろうか?
2020年、一人一人がどう意思決定し、どう行動するか、未来を決める重要な起点であろう。

Photo