3月に、アレルギーと住宅を考える会を設立し、全国20県29支部が誕生しました。
facebook会員数は600名を超えています。
アレルギー問題は大きな社会問題になっています。
特に、住宅とアレルギーの問題は、ハウスメーカーも政府も、解明することをしません。
健康より経済が優先されているからです。
それが、アレルギー罹患率50%という異常な数値になっている原因です。
住宅を建てる時や購入する時は、必ずアレルギーの説明を受けることが必要な時代です。
もし、説明してくれないのであれば、アレルギーに罹患する確率は高いと言えます。
アレルギーの正しい知識を持つ設計者や大工を選定することが重要です。
子供たちを辛いアレルギーから、守りましょう!
幼児の7割が、アレルギー疾患に罹っています。異常です!
アレルギー体質は、乳児期の状況が大きく影響しています。アレルギーは、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症という順番で進んでいくことも分かってきました。このことをアレルギーマーチと言います。
アレルギー疾患の原因の一つが現在の住宅の造り方にあります。乳幼児期の住環境が、アレルギーに大きく影響するということです。アレルギー体質を予防する住環境の在り方を学んでみませんか?
下記の通り、「アレルギーと住宅」に関する講座を開催いたします。アレルギーは子供の人生に大きな影響を与えることになるかもしれません。乳児のいるご家庭の方、花粉症やアレルギーの方、アレルギーの正しい知識を身に着けられることをお勧めいたします。
3月25日(日)11:00~12:30 内からの家づくり講座① アレルギーと住宅
要予約 詳しくは http://www.kenchiku.gr.jp/news.html
記録的寒波によって小出沼も凍ってます。
体験館の温湿度測定・2回目
1月27日(土)
20:18、室温18.5℃、湿度51%...
室温は19℃くらいで充分心地いい
22:00エアコンOFF、就寝…早!
1月28日(日)
5:00、起床…早、健康的!
5:07、室温12.9℃、湿度63%
外気温-2.1℃、湿度58%
室温は7時間で5.6℃下がる。やや肌寒い感じはするが、起床は楽!
【深呼吸する家体験館の本棚】
ムクの木会顧問・山本順三氏の著書
「この本を読んでから建てよう(冊子)」をプレゼント
(株)ゼットテクニカ http://www.z-tekunika.com/
山本氏の書籍は全部、深呼吸する家体験館の書棚にあります。
私が15年前に感動し、ショックを受けた本です。
透湿・高気密高断熱工法とは、水蒸気が家の内外を自然に通過します。
快適に湿度が保たれるから、加湿器が不要です。
しかも、温度が低めでも、あったかく感じるのは、常に自然に50%湿度以上あるおかげです。
水蒸気を生かすことが快適さの秘訣なのです。
深呼吸する家は、スキーウェア(ゴアテックス)と同じ機能の住宅です。
ムクの木会 http://www.kenchiku.gr.jp/
昨日の続きです。天然は最高に心地いい。
我が家は古いけど、新建材で造られている。
体験館は、ほぼ100%天然素材で造っている。
二つの家を比べると、その違いは明らか。ショック!
新建材の住宅と天然素材の住宅の比較では、
九州大学の脳波と唾液の科学的実験が知られている。
天然素材の住宅の方が、疲労回復が早く、集中力が高まることが証明されている。
同じように感覚的な比較実験をまとめたものでは、
樫野紀元氏の著作「建築家のための住宅材料計画ノート」がある。
約100名の方が、新建材と天然素材の二つの住宅に宿泊しての比較実験している。
天然素材の住宅の方が、あたたかい、睡眠が深まる、目覚めが爽やかなど、
好印象で、明らかに高い評価を得ている。
ぜひ、この本は読んでいただきたい一冊である。
さて、同じ20℃でも、天然素材の家は暑く感じるのに、
新建材の家は寒く感じる。
床と天井の温度差が大きく、底冷えの影響が大きいからだと思う。
また、夏の室温28℃では、新建材の家ではエアコンが必要なのに、
天然素材の家は32℃くらいにならないとエアコンはいらない。
温湿度の感じ方には、個人差はあるが、
同じ温度でも、4℃くらい、体感温度の差が生じるのである。
天然素材が人を優しく守ってくれるのだろう。
さて、深呼吸する家体験館の長所を述べてきたが、短所も分かってきた。
特に北側には美しい景色を見るために、1.5間幅の掃き出し窓を設けている。
トリプルガラス入りサッシであるが、冷気を感じる。
上記のように、体験館は、試行錯誤のための様々な工夫や実験をしている。
さらに快適な住宅を提供するための改善点が見えてきた。
これからも、益々、健康にいい家を創っていきます。
残念だが、新建材の我が家の欠点が、ますます浮き彫りになってしまった。
早くまた体験館の気持ち良さを味わいたい。
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。
1月7日、深呼吸する家体験館に、冬、初めての宿泊。
14時11分。入館時の室温6.2℃、湿度61%。
ヒヤヒヤな感じはするが、思ったほど寒さを感じない。
木の香りと澄んだ空気が心地いい。
エアコン暖房スイッチON
買い物、読書、食事、入浴などで、のんびり時間を過ごす。
20時39分。室温21.9℃、湿度56%、ちょっと暑く感じる。
食事や入浴などで、室温が上昇したらしい。
21時32分。室温19.0℃に抑える。湿度60%。
このくらいの温湿度が、丁度いい快適さに感じる。
1月8日深夜1時ころ、エアコン暖房OFF
朝起床6時57分。室温16.1℃、湿度55%。
外気温1.9℃、湿度68%。
室温は、5時間で3℃しか下がっていない。
寒さを感じないから、起きるのが楽。
断熱性能の効果は、計算通り優れていることを確認。
湿度は、55から60%で安定している。
室温が上がってもあまり変化がない。心地いい。
常に安定した湿度は、透湿高気密高断熱工法の優れた長所である。
それに合わせて、漆喰や天然乾燥木材が調湿してくれるからだ。
天然素材による調湿効果は、気持ちいいし、健康的である。
さて、現在の一般的な密閉型の高気密高断熱工法は、暖房時の湿度が30%以下になる。
当然、各部屋毎に加湿器をかけないと乾燥しすぎて暮らせない。
シックハウス、アトピー、乾燥肌、ぜんそくなどは、過乾燥が原因である。
24時間換気で化学物質を排気しながら、水蒸気も排出するから、乾燥するのである。
相反することを平気で行う住宅は、理解できないなぁ。
電気代も機器代も無駄というより、常時換気という法律が悲しく見えてくる。
加湿器や24時間換気などの機械設備を使うのが、ばからしくなる。
それらに依存する前に、自然の力を生かさない手はないでしょう!
ぜひ、深呼吸する家体験館にお越しください。
必ず違いがわかります。断言します。
2018年も、建築を通して、皆様の健康な暮らしのお役に立つよう頑張ります。
皆様の健康とご多幸をお祈り申し上げます。