集成材、合板、MDF、新建材など、
それらは木は木でも、木を接着剤で張り合わせた工業化木材。
一般の人は、天然の木も工業化木材も、分からないで住宅を建てるようだ。
家は完成したが木の香りがしない。するのは化学臭。
空気が嫌だ。身体の調子が悪い。新居に入りたくない。
建築主にとって、夢が地獄に。
そんな相談がこのところ続いている。
いずれも大手ハウスメーカーが建てた住宅である。
相談者の建築主は、こんなはずでは…。
メーカーはきちんと説明をしなかったのだろう。
さて、相談に対する返答だが???
ようやく桜が満開。
自粛ムードが解放されつつある。
東日本大地震から一月半。
地震はいろいろな事を教えてくれた。
・大地震はいつか必ずやってくるということ。
・日本人は数々の大災害を乗り越えてきたということ。
昨日の続き…
○ 今後の住宅動向は?
現在、鉄の価格は上昇中。
ベニヤ板、グラスウールは入手困難…。
今後、被災地が復旧から復興へ変わり
住宅建設が進むと建築資材が不足する?
住宅価格は高騰する?
震災復興税、消費税が導入されれば?
さて、…
精一杯人々を守ってきた家はおそろしく古くなり役割を終える。
そして土に還り、光となる。
新しい時代が訪れ、新しい家が造られる。
また、家は人々の新しい喜怒哀楽のドラマを見守る。
人々は家に命を吹き込む。