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2018年1月

2018年1月31日 (水)

体験館・温湿度測定・2回目

記録的寒波によって小出沼も凍ってます。
体験館の温湿度測定・2回目
1月27日(土)
20:18、室温18.5℃、湿度51%...
    室温は19℃くらいで充分心地いい
    22:00エアコンOFF、就寝…早!  
1月28日(日)
5:00、起床…早、健康的!
5:07、室温12.9℃、湿度63%
   外気温-2.1℃、湿度58%
室温は7時間で5.6℃下がる。やや肌寒い感じはするが、起床は楽!

新建材で造った住宅は、室温が低いと、肌に刺さるような寒さがある。また、湿度が低いと、温度を上げても寒く感じ、暖かさに、まろやかさがない。

しかし、天然素材で造る家は、室温が低くても、空気が柔らかく感じる。自然な湿度は、温かいし気持ちがいい。
天然素材が体をやさしく守っていることを実感する。透湿性が快適さの必須条件だと思う。

今日も氷点下、水道管の凍結や破裂、ボイラー故障など…
近年にないトラブル件数が発生。
今週も凍結の恐れあり!
水道屋さんも、パンク状態で修理は順番待ちです。

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2018年1月21日 (日)

【深呼吸する家体験館の本棚】

ムクの木会顧問・山本順三氏の著書
 「この本を読んでから建てよう(冊子)」をプレゼント
(株)ゼットテクニカ http://www.z-tekunika.com/

山本氏の書籍は全部、深呼吸する家体験館の書棚にあります。
私が15年前に感動し、ショックを受けた本です。

透湿・高気密高断熱工法とは、水蒸気が家の内外を自然に通過します。
快適に湿度が保たれるから、加湿器が不要です。
しかも、温度が低めでも、あったかく感じるのは、常に自然に50%湿度以上あるおかげです。
水蒸気を生かすことが快適さの秘訣なのです。

深呼吸する家は、スキーウェア(ゴアテックス)と同じ機能の住宅です。

ムクの木会 http://www.kenchiku.gr.jp/

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2018年1月 9日 (火)

天然は最高に心地いい。深呼吸する家体験館の効果

昨日の続きです。天然は最高に心地いい。

我が家は古いけど、新建材で造られている。
体験館は、ほぼ100%天然素材で造っている。
二つの家を比べると、その違いは明らか。ショック!
 
新建材の住宅と天然素材の住宅の比較では、
九州大学の脳波と唾液の科学的実験が知られている。
天然素材の住宅の方が、疲労回復が早く、集中力が高まることが証明されている。
 
同じように感覚的な比較実験をまとめたものでは、
樫野紀元氏の著作「建築家のための住宅材料計画ノート」がある。
約100名の方が、新建材と天然素材の二つの住宅に宿泊しての比較実験している。
 
天然素材の住宅の方が、あたたかい、睡眠が深まる、目覚めが爽やかなど、
好印象で、明らかに高い評価を得ている。
ぜひ、この本は読んでいただきたい一冊である。

さて、同じ20℃でも、天然素材の家は暑く感じるのに、
新建材の家は寒く感じる。
床と天井の温度差が大きく、底冷えの影響が大きいからだと思う。
 
また、夏の室温28℃では、新建材の家ではエアコンが必要なのに、 
天然素材の家は32℃くらいにならないとエアコンはいらない。

温湿度の感じ方には、個人差はあるが、
同じ温度でも、4℃くらい、体感温度の差が生じるのである。
天然素材が人を優しく守ってくれるのだろう。

 
さて、深呼吸する家体験館の長所を述べてきたが、短所も分かってきた。
特に北側には美しい景色を見るために、1.5間幅の掃き出し窓を設けている。
トリプルガラス入りサッシであるが、冷気を感じる。
 
上記のように、体験館は、試行錯誤のための様々な工夫や実験をしている。
さらに快適な住宅を提供するための改善点が見えてきた。
これからも、益々、健康にいい家を創っていきます。
  
残念だが、新建材の我が家の欠点が、ますます浮き彫りになってしまった。
早くまた体験館の気持ち良さを味わいたい。

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2018年1月 8日 (月)

加湿器はいらない! 体験館の温湿度測定

 明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

1月7日、深呼吸する家体験館に、冬、初めての宿泊。
 
‪14時11分。入館時の室温6.2℃、湿度61%。‬
ヒヤヒヤな感じはするが、思ったほど寒さを感じない。
木の香りと澄んだ空気が心地いい。
 
エアコン暖房スイッチON
買い物、読書、食事、入浴などで、のんびり時間を過ごす。
 
‪20時39分。室温21.9℃、湿度56%、ちょっと暑く感じる。‬
食事や入浴などで、室温が上昇したらしい。
 
‪21時32分。室温19.0℃に抑える。湿度60%。‬
このくらいの温湿度が、丁度いい快適さに感じる。
 
1月8日深夜‪1時‬ころ、エアコン暖房OFF
 
朝起床‪6時57分‬。室温16.1℃、湿度55%。
外気温1.9℃、湿度68%。
 
室温は、‪5時‬間で3℃しか下がっていない。
寒さを感じないから、起きるのが楽。
断熱性能の効果は、計算通り優れていることを確認。
 
湿度は、55から60%で安定している。
室温が上がってもあまり変化がない。心地いい。

 常に安定した湿度は、透湿高気密高断熱工法の優れた長所である。
それに合わせて、漆喰や天然乾燥木材が調湿してくれるからだ。
天然素材による調湿効果は、気持ちいいし、健康的である。

さて、現在の一般的な密閉型の高気密高断熱工法は、暖房時の湿度が30%以下になる。
当然、各部屋毎に加湿器をかけないと乾燥しすぎて暮らせない。
シックハウス、アトピー、乾燥肌、ぜんそくなどは、過乾燥が原因である。
 
24時間換気で化学物質を排気しながら、水蒸気も排出するから、乾燥するのである。
相反することを平気で行う住宅は、理解できないなぁ。
電気代も機器代も無駄というより、常時換気という法律が悲しく見えてくる。
 
加湿器や24時間換気などの機械設備を使うのが、ばからしくなる。
それらに依存する前に、自然の力を生かさない手はないでしょう!
 
ぜひ、深呼吸する家体験館にお越しください。
必ず違いがわかります。断言します。
 
 
2018年も、建築を通して、皆様の健康な暮らしのお役に立つよう頑張ります。
皆様の健康とご多幸をお祈り申し上げます。

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