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2017年12月

2017年12月27日 (水)

家と健康 ヒートショック

一日中、地吹雪。ホワイトアウトで見えません。
寒〜い日は、早く帰って、熱いお風呂へ。

冬季間は浴室で亡くなる方が増加します。
家の中の温度差による血圧の急激な変化などが原因です。
ヒートショックにより、年間1万人以上が死亡しているのです。

住宅の高気密高断熱化は、ヒートショック予防に役立ちます。
ビルダーも、高気密高断熱住宅が健康にいいとPRしています。
その反面、化学物質によるシックハウス、24時間換気による過乾燥、住宅構成材の製造と処分エネルギーの増加などの問題を引き起こしているのです。

これが高気密高断熱化による副作用です。


高気密高断熱住宅の副作用について、その経緯から説明します。
ヒートショック予防と省エネのため、住宅の断熱化が図られました。
そこで石油化学系やグラスウール断熱材が使われました。

保温性はよくなったのですが、木が呼吸できなくなり、木が収縮変形してしまうのです。
だから、住宅に歪みが生じるトラブルが多発しました。


それならばと、収縮変形しにくい集成材、合板、新建材を使うことにしました。
その結果、シックハウスが社会問題になりました。

それは困ったということで、24時間換気をして、化学物質を排出することが法律で義務化されたのです。
ところが、暖房時には家の中が異常に乾燥してしまったのです。
アトピー、乾燥肌、呼吸器疾患などの病気を生み出してしまったのです。

一つの問題を解決したら、さらに多くの別の病気を生み出してしまったということです。
対症療法的な解決策だから、副作用として新たな問題が生じた事例です。

政府やビルダーは副作用などの不都合な真実は伝えないものです。
残念ながら、冬道と健康は自分で守らなければならない時代です


ムクの木会  http://www.kenchiku.gr.jp

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2017年12月24日 (日)

家と健康 乾燥肌

昔の住宅は、結露やカビに悩まされていました。

現在では気密性が向上したため、逆に過乾燥が問題になっています。
特に気密性の高い住宅ほど深刻で、暖房時の湿度が30%以下になります。
アトピーや乾燥肌が増えている、治らない原因は住宅にあります。

日本人のほとんどが乾燥肌などの症状があるとも言われています。
もともと日本人は高温多湿な環境で暮らしてきたこともあり、肌がデリケートなようです。

乾燥肌の方は暖房時や風呂上がりなどに、体が痒くなります。
体が温まってくると痒くなり、酷い時は眠れません。
シックハウスの方は、なおさら酷い状態です。
体中を掻きむしって、傷だらけの方も珍しくありません。

さて、薬や保水剤、加湿器を使うことで少しはよくなるかもしれません。
しかし、住宅自体に過乾燥の原因があれば、根本解決にはなりません。
つまり、住宅が健康にも病気にもするということです。

だからといって諦めることはありません。
リフォームしたり、備品などにより身の回りを整えることで、改善されることもあります。

ムクの木会 http://www.kenchiku.gr.jp

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一週間ぶりに深呼吸する体験館に来ました。

室温8℃、湿度58%、

コートを着ているので、暖房なしでも大丈夫です。

新建材の家では寒いし、床から熱が奪われ、暖房なしではいられない温度です。

自然素材の家の効果と心地よさがすぐにわかります。

2017年12月21日 (木)

【家と健康 冷え症 その2】
昨日の続きです。
冷え症の方も、深呼吸する家体験館では快適にぐっすり眠れます。
足が冷たくて、ぐっすり眠れない。
睡眠不足で、疲れが取れない。
ストーブの前から離れられない。


そういう方、まずは、体験館にお越しください。

ここでは裸足で過ごしてみてください。

冷え性の方は、足首やふきらはぎなど、ガチガチに固まっていることが多いものです。床に座ったり立ったり、足首を柔らかくすることが大事です。足の指でしっかり床を踏みしめつけ、適度な運動するように心がけてください。また、ふくらはぎマッサージで、血行を良くすることも効果が大きいです。

そして、寝る前のご褒美に体験館のヒノキ風呂。最高ですよ。
冷え症の方には、年中、裸足で暮らせるあったか〜い家がお勧めです。


ムクの木会サイト  http://www.kenchiku.gr.jp

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2017年12月20日 (水)

【家と健康 冷え症その1】

深呼吸する家体験館に来られた方に聞いてみると、冷え症(冷え性)の方が意外に多いのに驚きます。男性の方も増えている気がします。冷え症は、運動不足、生活習慣病、貧血、低血圧、ストレスなどが原因のようです。

ひどい冷え性に悩むの60歳の男性の話です。日中、コンクリートの硬い床の上で仕事をしています。家に帰っても、冷たい合板フローリングにスリッパ履きとのこと。コンクリートは人体から熱を奪います。底冷えする床も冷え症の敵です。

この方は、ふくらはぎや足首を軽く触っただけで異常に痛がりました。これは冷え症の方に見られる特徴です。寒いから足を動かさず、固まっているのかな?

先月、極度の冷え症の女性が深呼吸する家体験館に体験宿泊されました。ここでは、冷え症を忘れて心地よく眠れたことをFacebookに投稿してくれました。つまり、冷え症は、家によっては症状がすぐに消えるという事例です。逆に言えば、冷え症の原因は住宅にあるということができます。家は人を健康にも病気にもするものです。

彼女の投稿を下記ページ、12月10日のシェア投稿を、ご覧ください。https://www.facebook.com/mukunokikai/  ムクの木会

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2017年12月18日 (月)

アトピー2

昨日の続きです。

アトピーの彼は、乾燥時や風呂上がりは、痒みがひどく、熟睡できない日もあるそうです。
深呼吸する家体験館の湿度は50から60%あります。
家の内外を水蒸気が自然に通過する透湿高気密高断熱工法だからです。
彼が気持ちいいと感じた理由の一つが自然な湿度です。

一方、一般的な密閉型の高気密高断熱住宅は暖房時には異常に乾燥します。
24時間換気は化学物質と同時に、水蒸気も排出するからです。
換気しながら、加湿器かけることは、相反する行為を行なっていることなのです。
エネルギーの無駄遣い、電気代もったいないです😱

さて、家を建てる時、ビルダーは乾燥についての説明はしてくれません😡
アトピーの方は必ず、説明を文書でもらって保存しておいてください。🤔

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2017年12月17日 (日)

アトピー

「気持ちいい。ずっと、ここにいたい」
今日、深呼吸する家体験館の内覧に来られた方の感想です。

彼を見て、アトピーかなと思い聞いてみると、やはり、アトピーの悩みを持っていました。小学校低学年の時、新築住宅に入居してから発症したみたいです。シックハウス対策法施行後であり、24時間換気もあったそうですが、発病してしまったんですね。彼は感覚的に、アトピーの症状の出る家は、すぐに分かるそうです。

しかし、深呼吸する家体験館では気持ちよく過ごせると驚いていました。
彼は化学物質のない空間では、症状が出ないのですから、シックハウスですね。

そのうち、ここに一泊したいとのこと。
その日はアトピーのこと、忘れて、ゆっくり眠れますよ。

家が、健康にも病気もするのです。

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2017年12月15日 (金)

ヒノキ風呂

深呼吸する家体験館には、ヒノキ風呂がある。

高齢の母が入浴。

その晩、ぐっすり眠れて、朝までトイレに行かなかったと言う。

ぬくもりが長続きすることは確かである。

お湯がまろやかで温まるし、ヒノキの香りにも癒されます。

https://www.facebook.com/mukunokikai/

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2017年12月14日 (木)

赤ちゃんと化学物質

ご両親とお子様が、深呼吸する家体験館に内覧に来られました。

子供は酷いアトピーで、全身を搔きむしり、傷だらけとのこと。

でも、「ここにいると気持ちいい」と言って、ゆっくりして帰られました。

化学物質過敏症ですね。

生まれてすぐに新築のアパートで暮らしたようです。

こういう症状の子供や若い方が多いです。

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2017年12月13日 (水)

健康は住まいで決まる

シックハウス、アトピー、冷え性、花粉症、呼吸器疾患などの体調不良の方、多いです。

そんな症状の方が「深呼吸する家体験館」に来てくれます。

幼いころに住宅建材から発する化学物質を吸い込んだことが体調不良の原因でしょう。

なぜなら、彼らは「体験館にいると、体が楽になる」と、言います。

化学物質のない空間では、体が正常に機能するからです。

天然素材は傷ついた細胞を正常に癒してくれるのです。

しかし、体を構成する細胞は化学物質に違和感を感じるから、拒絶反応が働き、様々な疾病を引き起こすと考えられます。特に、赤ちゃんは化学物質の影響を受けやすく、その症状が大人になっても続きます。

知らず知らずのうちに遺伝子まで傷ついているかもしれません。

住宅が健康に与える影響が大きいということ、多くの方に知ってほしいものです。

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水墨画

「深呼吸する家体験館」から見る親水公園

吹雪の日の風景、これも、いいもんだ(^^♪

カラー写真です

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