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2010年1月

2010年1月29日 (金)

癒される家、疲れる家⑤

昨日、床と脳卒中の関係について話をしました。

合板フローリングのように床が冷たいと危ないだけでなく、大変疲れるのです。

高齢の方はスリッパを履くだけでも、大変疲れるわけです。

若い人でもスリッパを探したり、しもやけになったり疲れるのです。

さて、呼吸する家の内覧にご案内すると、

どの家も来客にスリッパを出しません。

日本ではスリッパを出さない方が不自然なようです。

しかし、お客様も素足で歩いて床が暖かいことに感動、

「床暖房はいいですね」と、必ずといっていいほど言われます。

もちろん床暖房などしていません。

セルローズファイバーは床の断熱性能に大変優れているのです。

素足生活は人の活動を伸び伸びさせます。

呼吸する家では子供は床を転げまわり、遊び方や体の動かし方が違います。

もちろん、床をハイハイする赤ちゃんでも快適さの違いが分かるでしょう。

癒される家は健康にもいいし、人を丈夫にするのです。

2010年1月28日 (木)

癒され家、疲れる家④

家の中の温度差が脳卒中や心筋梗塞の原因の一つ。

朝起きて、寒い廊下に出てトイレまで行く。

冷たい新建材のフローリングの上を裸足で歩く。

足の裏からも直接熱が奪われる。

血圧が一気に上がる。危ない。

一方、「年中、素足で生活の呼吸する家」

健康にいい理由の一つである。

2010年1月27日 (水)

疲れる家、癒される家③

疲れる家の特徴

居間や寝室は暖房で暖かいが、廊下や浴室やトイレは寒い。

疲れる家の特徴の一つは家の中で温度差があることである。

浴室での死亡者は年間2万人とも言われている。

急激な温度差による血圧の変動が脳卒中などを引き起こしているそうだ。

疲れる家の特徴の一つは家の中の温度差が大きく、

体温が奪われる機会が多いつくりである。続く

2010年1月26日 (火)

疲れる家、癒される家②

以前、一軒の住宅で二つの異なる仕様の住宅をつくった。

一つはムク材や天然素材でつくった生活ゾーン、

もう一つは新建材や集成材などでつくった来客ゾーンである。

住んでいる方に聞いてみると、生活ゾーンの方の居心地が最高だと言う。

空気がおいしく、まろやかに感じられるそうだ。

それに対して来客ゾーンは工業化木材などの仕様の一般的な造りである。

この部屋にいる方が何となく疲れるように感じられるという。

フローリングは冷たいし、床と天井の温度差がありそうで、

空気がとげとげしく感じるというのだ。

生活ゾーンと来客ゾーンを比較すると快適さが全く違うというのである。

さて、これから建築予定の方々を、その住宅の内覧ご案内している。

みなさん、二つの仕様の違う空間の空気の違いがすぐに感じ取れると言う。

家が呼吸するということの心地よさを実感して感動される。

家には疲れる家と癒される家がある。続く

2010年1月25日 (月)

疲れる家、癒される家

古民家やログハウスに入ると何となくホッとして落ち着いた感じになる。

こういう住宅にいると話が弾み、食べ物もおいしく、ついつい長居してしまう。

空気がまろやかで、居心地がいいのである。

身体も心もゆっくりと癒される、こんな経験はないだろうか?

重要なことは住宅が住む人の健康や感性に与える影響が大きいということ。

住宅は造り方しだいで癒しの空間になり、病気を予防できるということだ。

それに対して疲れる家もある。続く

2010年1月12日 (火)

カールじいさんの空飛ぶ家

映画「カールじいさんの空飛ぶ家(ディズニー)」面白かった。

大量の風船をつけた「家」で空を飛ぶという面白い物語。

しかし、乗り物は飛行機や車ではダメ、

「家」で冒険しなければならないのだ。

家族の思い出がぎっしり詰め込まれた家でなければ。

そういえば現在の「住宅」より、

昔の家の方が心豊かに暮らせたような気がしない?

そこには、いつも家族みんなに夢があった。

「いくつになっても旅に出る理由がある」… そうだね!

2010年1月 7日 (木)

三隣亡? 三輪宝

「三隣亡の年に家を建てると隣近所を亡ぼすんです?

だから、今年、家を建てるには早く仮柱を建てましょう?」

三隣亡を悪用して営業している住宅会社が未だにあるんですね。

不安を煽って営業をする霊感商法です。

コンプライアンス欠如の営業マンや住宅会社の方が亡びます。

「三隣亡」についてはWikipediaに分かりやすく掲載されています。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E9%9A%A3%E4%BA%A1

最後まで読まれた方、なぜ庄内だけが一年中なんでしょう?

マイナスの気に振り回されないように。

でも、建築者は住む人も地域も幸せにすることが役割では?

2010年1月 5日 (火)

謹賀新年

明けまして、おめでとうございます。

今年も「呼吸する家」の環を広げ、住む人も地域も地球も、

ますます元気に行きましょう。

家づくりセミナーは2月頃から開催する予定です。

昨年はブログ更新、怠慢でした。今年は忙しいなんて言い訳なしに前進しましょう。