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2010年2月

2010年2月14日 (日)

ぬくもりの気

山本順三邸その3

早朝の外気温は-1℃でも室内は13.7℃程度。

しかし一般の住宅の14℃よりは温かく感じられる。

自然素材の温か味のある質感からであろう。

まるで木がぬくもりの気を放っているかのようだ。

呼吸する家は冬、ぬくもりの気が癒してくれます。

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写真は山本順三邸のロフト部分

2010年2月 9日 (火)

神業?

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板張りの浴室、壁と天井に全くカビもシミもありません。

新築ではありません。毎日風呂にも入ってます。

築5年というのだからビックリ、信じられますか?

神業だ。さすがエコ超人、山本先生!

換気扇や塗料などに頼っているわけでありません。

建築技術者の皆様、どうしたら造れるか、考えてみてね?

2010年2月 8日 (月)

暖房なしのビックリ快適生活

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朝霞にある山本順三先生のお宅に宿泊してきました。

テレビや新聞などで紹介されている無暖房住宅です。

2月7日朝6時、外気温-1℃

しかし室内温度は13.7℃。

驚くこといっぱいな家です。

7日はこの冬一番の寒さと大雪。

東北も関越自動車道も通行止め。

酒田から15時間もかかりましたが、

暖房ゼロ住宅が心地よくて癒してくれました。

2010年2月 6日 (土)

無暖房住宅へ

今日の庄内は暴風雪。

でも、これから埼玉県朝霞市の無暖房の家に行ってきます。

テレビやマスコミでも紹介されている山本順三先生のお宅です。

関東の技術者の方々と勉強会、情報交換してきます。

それでは一番寒い時の暖房ゼロ住宅に泊まってきます。

2010年2月 5日 (金)

国交副大臣が認めた偏った施策

現在、伝統的木工法による建築をすることは非常に困難である。

国は建築物の安全性を耐震実験などで確かめるのだが、

伝統木工法だけは実験すらされなかった。

それは検討委員会が伝統を否定するメンバーだけで構成されていたからである。

なぜかハウスメーカーの社員までいるのだ。

昨年11月の国会で、馬淵国交省副大臣は構成メンバーが

公平性を欠いていた誤りを認め、検討委員会の見直しを明言した。

著しく公平性を欠いた住宅政策だから、現在の様々な問題を露呈したのである。

職人、林業、地方、文化などなど、その被害は計り知れない。

http://image02.wiki.livedoor.jp/d/i/dento_mirai/f30fc46e82b17c56.pdf

伝統を未来につなげる会より http://dento-mirai.com/

2010年2月 3日 (水)

癒される家、疲れる家⑥

24時間換気扇回しっぱなし。加湿器かける。空気清浄機つける。

機械に依存しなければいけない家が増えています。

現在普及しているペットボトル状の住宅のことです。

これって健康的な暮らしですか?

自然の換気、ムク材による調湿。塗り壁による消臭や除菌。

電気を使わなくても健康に快適に暮らせる方法があるのに。

さて、電気式空気清浄機はウィルス除菌に効果的かもしれません。

ただ、悪い菌だけでなく、善玉の菌までも殺してしまいます。

過保護では抵抗力のないひ弱な身体になっていきます。

伝統を未来につなげるためのシンポジウム 

ちょっと今日は固いお話。

日時:2月22日 伝統を未来につなげるためのシンポジウム 開催

会場:学士会館 東京

建築基準法の抜本的改正と社会制度整備を求めて 

森林と日本の伝統建築文化の危機です。このままでは大きな損失です。

著名な方々が多数参加されます。

主催:伝統を未来につなげる会

http://dento-mirai.com