のだめカンタービレ
映画、「のだめカンタービレ」最終楽章。
パリの街並み、出演者、クラッシック音楽、それらの調和が美しい。
ヨーロッパの街はそのまま映画の舞台になる。
それに引き換え日本の街並みは…、絵にならない。
看板、電線、風土性無視のデザイン、調和のない色彩…
どこの町も同じで個性がない。
庄内にも景観条例なるものはあるのだが、効果はない。
街並みは長い長い時間をかけて、地域の人々がつくっていくものである。
さて、「のだめ」の最後のシーン、日本ならばどこで撮る?
映画、「のだめカンタービレ」最終楽章。
パリの街並み、出演者、クラッシック音楽、それらの調和が美しい。
ヨーロッパの街はそのまま映画の舞台になる。
それに引き換え日本の街並みは…、絵にならない。
看板、電線、風土性無視のデザイン、調和のない色彩…
どこの町も同じで個性がない。
庄内にも景観条例なるものはあるのだが、効果はない。
街並みは長い長い時間をかけて、地域の人々がつくっていくものである。
さて、「のだめ」の最後のシーン、日本ならばどこで撮る?
しばらくご無沙汰してしまいました。忙しいなんて言い訳になりませんね。
建築士は「木」のことを知っているつもりでも意外に知らないんですよ。
恥ずかしながら小生も、今年、木のことで目からウロコという体験をしました。
脳科学者的に言えば「アハ体験」。
家づくり、ますます面白くなりますよ。
ということで、今日から三重県に行って、「木」について学んできます。
週末は熊野古道、伊勢神宮、日本の伝統を学び? 観光してきます。
先日、県消防学校で3時間の講座を行った。
消防の視点と建築の視点など、ものの見方の違いについて話をした。
建物火災事故が発生すると出火原因が伝えられる。消防の視点から当然のことである。
しかし、火災事故の要因についての情報は伝えられない。
建築の視点からは使用材料、内外装材、構造、工法、設備などの情報が必要なのである。
縦割り行政的な視点では改善に限界がある。先日のグループホーム火災のテレビ映像を見て様々な視点からの感想や意見があろう。
多くの人々の視点からの意見を総合的に検証し、人々のためにより良い建築を創っていくことも設計者の役割の一つであろう。
13日、札幌のグループホーム火災、いたましい事故が後を絶たない。
テレビで見ただけだが、屋根や壁から炎が噴出す光景は異常だ。
グループホームは各室間も廊下側も燃えない間仕切り壁で造られ、
天井裏や屋根裏までも防火区画されているはずだ。
内装も燃えない材料で仕上げなければならない。
それは延焼拡大を防止するために建築基準法で定められている。
しかし、住宅からの用途変更した際に申請や検査を受けていなかったらしい。
問題なのは、たとえ住宅だとしても短時間で逃げる時間が
ないほど急激な燃え方をしたことだ。
ストーブ、油、設備、使用建材、工法、断熱材、などなど、
建築の視点からの検証が必要である。