無暖房住宅へ
今日の庄内は暴風雪。 でも、これから埼玉県朝霞市の無暖房の家に行ってきます。 テレビやマスコミでも紹介されている山本順三先生のお宅です。 関東の技術者の方々と勉強会、情報交換してきます。 それでは一番寒い時の暖房ゼロ住宅に泊まってきます。
今日の庄内は暴風雪。 でも、これから埼玉県朝霞市の無暖房の家に行ってきます。 テレビやマスコミでも紹介されている山本順三先生のお宅です。 関東の技術者の方々と勉強会、情報交換してきます。 それでは一番寒い時の暖房ゼロ住宅に泊まってきます。
現在、伝統的木工法による建築をすることは非常に困難である。
国は建築物の安全性を耐震実験などで確かめるのだが、
伝統木工法だけは実験すらされなかった。
それは検討委員会が伝統を否定するメンバーだけで構成されていたからである。
なぜかハウスメーカーの社員までいるのだ。
昨年11月の国会で、馬淵国交省副大臣は構成メンバーが
公平性を欠いていた誤りを認め、検討委員会の見直しを明言した。
著しく公平性を欠いた住宅政策だから、現在の様々な問題を露呈したのである。
職人、林業、地方、文化などなど、その被害は計り知れない。
http://image02.wiki.livedoor.jp/d/i/dento_mirai/f30fc46e82b17c56.pdf
伝統を未来につなげる会より http://dento-mirai.com/
24時間換気扇回しっぱなし。加湿器かける。空気清浄機つける。
機械に依存しなければいけない家が増えています。
現在普及しているペットボトル状の住宅のことです。
これって健康的な暮らしですか?
自然の換気、ムク材による調湿。塗り壁による消臭や除菌。
電気を使わなくても健康に快適に暮らせる方法があるのに。
さて、電気式空気清浄機はウィルス除菌に効果的かもしれません。
ただ、悪い菌だけでなく、善玉の菌までも殺してしまいます。
過保護では抵抗力のないひ弱な身体になっていきます。
ちょっと今日は固いお話。
日時:2月22日 伝統を未来につなげるためのシンポジウム 開催
会場:学士会館 東京
建築基準法の抜本的改正と社会制度整備を求めて
森林と日本の伝統建築文化の危機です。このままでは大きな損失です。
著名な方々が多数参加されます。
主催:伝統を未来につなげる会
昨日、床と脳卒中の関係について話をしました。
合板フローリングのように床が冷たいと危ないだけでなく、大変疲れるのです。
高齢の方はスリッパを履くだけでも、大変疲れるわけです。
若い人でもスリッパを探したり、しもやけになったり疲れるのです。
さて、呼吸する家の内覧にご案内すると、
どの家も来客にスリッパを出しません。
日本ではスリッパを出さない方が不自然なようです。
しかし、お客様も素足で歩いて床が暖かいことに感動、
「床暖房はいいですね」と、必ずといっていいほど言われます。
もちろん床暖房などしていません。
セルローズファイバーは床の断熱性能に大変優れているのです。
素足生活は人の活動を伸び伸びさせます。
呼吸する家では子供は床を転げまわり、遊び方や体の動かし方が違います。
もちろん、床をハイハイする赤ちゃんでも快適さの違いが分かるでしょう。
癒される家は健康にもいいし、人を丈夫にするのです。
家の中の温度差が脳卒中や心筋梗塞の原因の一つ。
朝起きて、寒い廊下に出てトイレまで行く。
冷たい新建材のフローリングの上を裸足で歩く。
足の裏からも直接熱が奪われる。
血圧が一気に上がる。危ない。
一方、「年中、素足で生活の呼吸する家」
健康にいい理由の一つである。
疲れる家の特徴
居間や寝室は暖房で暖かいが、廊下や浴室やトイレは寒い。
疲れる家の特徴の一つは家の中で温度差があることである。
浴室での死亡者は年間2万人とも言われている。
急激な温度差による血圧の変動が脳卒中などを引き起こしているそうだ。
疲れる家の特徴の一つは家の中の温度差が大きく、
体温が奪われる機会が多いつくりである。続く
以前、一軒の住宅で二つの異なる仕様の住宅をつくった。
一つはムク材や天然素材でつくった生活ゾーン、
もう一つは新建材や集成材などでつくった来客ゾーンである。
住んでいる方に聞いてみると、生活ゾーンの方の居心地が最高だと言う。
空気がおいしく、まろやかに感じられるそうだ。
それに対して来客ゾーンは工業化木材などの仕様の一般的な造りである。
この部屋にいる方が何となく疲れるように感じられるという。
フローリングは冷たいし、床と天井の温度差がありそうで、
空気がとげとげしく感じるというのだ。
生活ゾーンと来客ゾーンを比較すると快適さが全く違うというのである。
さて、これから建築予定の方々を、その住宅の内覧ご案内している。
みなさん、二つの仕様の違う空間の空気の違いがすぐに感じ取れると言う。
家が呼吸するということの心地よさを実感して感動される。
家には疲れる家と癒される家がある。続く
古民家やログハウスに入ると何となくホッとして落ち着いた感じになる。
こういう住宅にいると話が弾み、食べ物もおいしく、ついつい長居してしまう。
空気がまろやかで、居心地がいいのである。
身体も心もゆっくりと癒される、こんな経験はないだろうか?
重要なことは住宅が住む人の健康や感性に与える影響が大きいということ。
住宅は造り方しだいで癒しの空間になり、病気を予防できるということだ。
それに対して疲れる家もある。続く
映画「カールじいさんの空飛ぶ家(ディズニー)」面白かった。
大量の風船をつけた「家」で空を飛ぶという面白い物語。
しかし、乗り物は飛行機や車ではダメ、
「家」で冒険しなければならないのだ。
家族の思い出がぎっしり詰め込まれた家でなければ。
そういえば現在の「住宅」より、
昔の家の方が心豊かに暮らせたような気がしない?
そこには、いつも家族みんなに夢があった。
「いくつになっても旅に出る理由がある」… そうだね!